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執筆者の写真真珠 法師山

「大・実験室」ができるまで その1・思いつきという名の発端

大人の演劇部を始めて3か月ほど経った頃。

新入部員がやって来ては入れ替わりを繰り返しつつ、ペライチネタもマンネリ化の気配が漂い始めました。


そんなある日、部活動に現れたふみさん。

彼と同様に、それぞれの事情で退職後、空いた時間にこれまでまったくやってこなかったことをやってみようと思って…という人は、実は結構多かったんです。

その中でふみさんは、より明確な目的を持っていらっしゃいました。


これまで会社人間として生きてきて、うれしいことも悲しいことも腹の立つことも、とにかく感情を表に出すということをしてこなかった。

だから今それをやりたいんだと。


ペライチの台本をやっていくにつれ、演劇というものを通してご自身の中にうずもれたものを掘り起こしていこう、そして私やみほちゃんの言葉をどうにか解釈し自身で体現していこうという姿勢が本当によくわかったのです。


あ~これ、もうちょっと瀬戸際に立てばうまくいくんじゃないか?

なんて思ったホウシヤマ。「発表会やっちゃいますか。」とぽろっと言っちゃったのがたぶん、え~と、4月です。


それから、まずはふみさんとみほちゃんの作品「不老不死篇」を作りました。

郵便局物語の冒頭シーンを発展させて別々の物語を作る、そこんところだけ決めていました。そしてキーとなる「郵便物」は稽古の中で皆さんから出てきたものを使います。

以上。

そのルールで、どういう作品が出来上がるか、書き始めた頃は全く自分自身想像が付いていませんでした。


結果は…できたら、DVD見てやってくださいw いやただの営業じゃありません。こんなのどんなに言葉をつくしたって、ホントのところはわかんないじゃないですか。ねぇ。


ふみさんにとって、今回の舞台がどういう意味のものになったのか。実はその辺のところはまだお話しできてません。本番以来まだ部活再開してないんよね~。

だから、それを聞くのもちょっと怖い気もするんだけど

というか再開後また部活動に来てくれるかどうかそれもわかんないんだけど


作らせていただいた私としては、ふみさんは確実に何かしらを得てくれたと思っています。


ま、そんなこんなで「やります!」ということだけが決まった発表会。ここから新たな部員募集が始まって…

その2に続く! ちぇっきらうw




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