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執筆者の写真真珠 法師山

ちょっと見えてきた、第二期大人の演劇部

こんにちは。

初の外部講師によるワークショップを企画しました、大人の演劇部です。


2023年から第二期として新たに活動開始したわけですが、今回は現時点であまり新入部員が来ておらずw


前回は、

「やったことないんです~」

「事務所入ってエキストラを…」

という方が多く、そういう方にまず舞台に立ってもらおう、という部活動をしていたのですが。


今回のスタートは経験のある部員2名から。どちらも「花魁幽霊」出演者でのスタートでした。

とはいえ天才コメディエンヌHiromiは、トータルでお芝居歴10か月とかなんですけどねw


そんな状態で始まった2期目、なんとなく迷走しておったのですが、

このほど、だんだん見えてきました。


ので、ちょいと経過報告です。


はい、スーパーお達者な新入部員さんが入部ですw


てなわけで、いよいよ前回と同じことをやってもしょうがないよなとなった第二期の演劇部ですが、

そこで困ったホウシヤマ、以前ちらっと書いていた一人芝居用の台本を持ってきてみることにしました。


登場人物は二人ですが、一人芝居のためそれぞれがすべてモノローグとなり、お互いのかけあいはありません。

それを二人でやってみようと。


これを数回やっているうちに、とあることに気づきました。


セリフのやり取りがないため(実際は、ある設定なんですけどね)、ふたつの役がどうやら互いの中で存在しない人になってるみたい?


お互いがやり取りをするからセリフが生まれているはずなのに、

完全な自分の役だけの一人芝居になっている感が…。


この現象って実は、わりとどんな台本でもたびたび起こっているんですよ。

自分のセリフだけを、自分の感情のままた~っぷり出す。


それを受けての相手の返答が、台本にちゃんと書かれているにもかかわらず、

そこを無視しちゃうんですね。


例えば、「ごめんね、迷惑かけて」

っていうセリフのあとに相手が「それがあやまる態度?」みたいな返事を返してたら、

あ~ぜったいこれ迷惑かけたと思ってないな、って返事の仕方をしてるわけじゃないですか。

でも「ごめんね、迷惑かけて」っていうセリフの持つなんとなくなイメージだけでそこを作っちゃうから、

相手が困っちゃったりする^^;


セリフの上っ面だけを見て「これはこういう感じ」っていうイメージだけで演じてしまう。


今回は、それを徹底的にリハビリしていこうかと

そこを第二期の活動のキモに据えていこうと


いうところが見えてきたんですね~。


相手の反応を引き出しているのはあくまでも自分

逆に言うと、その台本に書かれている反応を自分が引き出さなきゃいけない。


そうやって役作りをしていくと

どんどん深まってくると思うわけですね~…


なんてちょっと真面目なことを書いてみましたが、

けして難しいことではなく。

日常生活でも使えるワザなんで


大人の演劇部第二期、発表会日程も決まりました。

新入部員、募集中ですw



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