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執筆者の写真真珠 法師山

花魁幽霊完全終了 からの、これからについて

さて、

配信販売・アーカイブ視聴期間も終了し、

エピローグ集の公開も完了。劇場ご観覧・配信ご視聴のお客様へのお礼メールも送信完了。

キャストへのチケットバックも、これからデート予定の方以外はお支払い完了。


これにて花魁幽霊、本当の成仏となります。

この世から、消えていなくなります。


今これを書いている瞬間に

やっといわゆるロスってのが来たような。



とてもポカンとしています。


今回は

とはいえまだ2回目なんですけど

制作中、上演中、終演後と、3段階にわたっていろいろなことが起きた、

なんだか未だに処理しきれないことがいろいろ起こった公演となりました。


ワタシは脚本も書けば演出もするし、役者もやれば音楽も作る。

単純に、予算と時間の問題なんですけどね。

でも一人の頭だけでやっているとは思っていません。

えと、一人の脳内という狭い空間の中で、という意味です。


役者が決まらないと脚本が書けないように

役者が動き始めないと演出の方向性も決まらない

芝居ができてこないと音楽も生まれない

一番好きなのは衣装と小道具を作る作業

あの人が着るとこうなるだろう

あの人が持つとこう見えるだろう


人間ありきです。


が、

今回、その点に置いて

自身の力の及ばない部分が見えました。


「自分は何も考えないしやらない」

「上からものを言う」

「自分の正当性を主張したいだけ」


そのように思われてしまう時点で

自身の能力以上のことをしようとしたということなのでしょう。

あ、ちなみにこれ全部別の人から言われたんですよ^^;


舞台を創るうえで自分の理想を追い求めるということは、

ある種自分の考え、主義主張を押し付けることではあります。

だからこそできるだけ

ほんの少しの表情や声色の変化、体調や動きの不調にも気づけるよう

心をくだきながら作ってきたつもり。


なんですが。


とりあえず、花魁幽霊に於いては役割をすべて終えました。

しばらくの間

これからのことを考えようと思っています。


あぁ、いや、芝居は作るんですけどね。


どうリベンジするか、ですよw


劇場にお越しくださった皆様

配信をご視聴くださった皆様

関わってくださった劇場・音楽家・スタッフ・業者様

すべての皆様へ


このたびは最後まで応援いただき

誠にありがとうございました…!!!


狐狸通る代表 法師山 真珠

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