大人の演劇部発表会・ご報告その2「42層のインビジブル」
- 真珠 法師山
- 2023年8月15日
- 読了時間: 3分
さて。
オープニングアクト「疑惑の紙袋」が静かなまま終わり^^;引き続き本編「42層のインビジブル」の開演です。
第1回発表会では、2人芝居「郵便局物語」を題材に、5名の出演者で3本の物語を演じました。
で、年が変わって2023年。
いや~今回はねぇ。
ワークショップやったりとかいろいろしてみたんだけど、結局発表会出演まで居残った部員がゼロ^^;
というわけで、発表会の稽古開始当初は副部長、部長とHiromiの3人のみという状態でした。しょうがないので3人で作った芝居が今回のメイン
「42層のインビジブル」です。
ちょっと話が長くなりますが、
そもそも「大人の演劇部」のコンセプトが「演劇で遊んでみる」なんですね。
これやったらどうなるだろうとか、台本があったらできないようなことをやってみようというのが
大人の演劇部なんですねぇw。知らんかったでしょ爆。
今回、それでやってみたのが「自分と真逆のキャラを演じよう」でした。
第1回発表会と11月の狐狸通る公演を経て、Hiromiにもまつもとみほにも同じ匂いを感じた部長。
二人とも、役柄を自分の方へ引っ張ってくるタイプだなと。
自分のキャラに、役を染められるんです。
これはこれで結構高度なワザなんで、それが普通にできてしまう二人はやっぱタダモノじゃないな~と思うんですが、
そうすると、ナチュラルな演技ができる反面「何をやってもだいたい同じ」という現象が起きかねないんですよね。
今回はそこをぶっ壊したかったんです。
で、まずやったのが

「YesNoで答えよう!10個のクエスチョン」(←今思いつきましたw)です!
3人がそれぞれ10個ずつ、ハイかイイエで答えられる質問を作ります。
これもすごくおもしろかったですね~。ちなみに3人同じ答えが出た質問は
◆3日前に賞味期限が切れてるもの、食べる?
◆BGMのない喫茶店は居心地が悪い?
◆宝くじが当たったら金額問わずにどこかへ寄付する?
とかでした。
ハイとイイエ、どちらだったかはご想像におまかせしますw
で、ここからがメイン。
ここで自分が出した答えと真逆の回答をする人物像を作るんです。
今回はキャラクターもすべて自分で作っていきます
自分が出した答えと真逆の答えをする人って、どんな人なんだろう。
どんな生い立ちで、どんな生活してて、家族構成はどんなんで…
ということをたくさん想像しながら練り上げていきます。
で、その中で「タワマン」という設定が出てきました。
まぁ一番には、「この3人はきっと一生タワマンなんかに住まないだろう!」というそもそもの真逆があったからですね(笑)。
この作業をしている頃には、まだ何の物語も生まれていませんでした。
タワマンでそれぞれちがう階層に暮らす住人同士、という設定で即興やったりして遊んでました。
5月に入って、いよいよ脚本作んないとやばいな~なんて思い始めたころ。
夜中にアレでたたき起こされたんですよ。
「緊急地震速報」のアラームです。
翌日のネットニュースで「タワマン5時間EV停止」というのを見ました。
「42層のインビジブル」の構想が、一気にできあがった瞬間ですw
さぁいよいよ稽古に突入!あと1か月半しかないぞ!!その3へ続く♪
留言