「狐狸通るとはなんぞや」そもそも劇団でないことに拘る意味とは
- 真珠 法師山
- 2023年10月6日
- 読了時間: 4分
もうこの勢いで最後まで書いてしまおう。
ちゅなわけで、もう少しお付き合いくださいませ。
長いけどw
いま実は、結構いろいろ思い出しながら、そしてその意味を考えながら
それらを初めて理解しながら書いていたりします。
はい、これは法師山が自分のために
書いているものです。つきあわせてサーセンね^^;
そんなこんなで結果的に第1回公演となった「狐狸から騒ぎ」を無事やり終えた狐狸通る。
面子はもちろんこの公演のためだけに集まった4人でしたので、この時点でいったん解散です。
するとまぁアレですよ。やっぱり来るんですよね。
燃え尽き症候群みたいな?^^;
そしてその時点ではホウシヤマ、ここで終わる気はなくなっていました。
でも団体はなくなった。
そうだ、演劇部作ろう。

と、そこでホントにただの思い付きで「大人の演劇部」を作ったわけですね!
公演は、今後もやっていきたい。だけど資金その他を考えると1年に1回が限界。
そして「劇団」を作る気はない。
サラサラない。サラサラサラサラない。いち髪椿Himawariくらい、ない。
大人の演劇部に関しては、上記リンクより「大人の演劇部」ページでそのコンセプトをご覧いただければと思います。
ここでは割愛しますね。
なんで劇団にする気がないのか。気になります?なってほしいなぁ^^*
一つには、「裏切られたくない」という法師山のトラウマがあります。
「団員」はそのうちいなくなる。一生同じ志を持って活動をともにしてくれる人間なんていない。
それはもう、しょうがないですから。長くやればやるほど、事情も環境も変わりますから。
でも「今回でやめます」と言われたら、やっぱりショックは受けますんでね。
いやメンタル最弱なんですよ実際^^;
もうひとつには、このちょっと前に「劇団」というものにボロボロにされた
それこそ精神的にも金銭的にも追い詰められ身体にも心にも傷を残された
非常に近しい間柄の女の子がいたからです。
「チケットノルマ」という名の借金地獄
非常に乱れた男女関係と人間関係
代表者が取るべき責任を団員に押し付ける無責任体質
その代償がまた「お金」
ローカルだけどTVやラジオに番組も持ち、
公演やワークショップを年に何回も行って若い子を集めている劇団でした。
その子は「好きな声優さんのワークショップがあるから」とその劇団にかかわりはじめ、
その後団員となりました。
金銭的精神的に追い詰められた彼女を、近いところでずっと見ていました。
何があったかは言いませんが、
おそらく私はそれを見ていて、「劇団」というものは「一体何なのか?」
そこにものすごい怒りと疑問を覚えたのだと思います。
組織を運営すること、存続させること、メジャーになること、集客すること、お金を生むこと
それを目的としたときに、その団体はただ害悪を生む存在になり下がる。
そんなものを作ってどうする。
「団体」を作ってしまえば、当然それを存続させる義務が生じますよね。
そのためには、その構成員に「存続させるための活動」をさせざるを得ない。
劇団の場合、それは「集客」です。
ですから、資金を調達してくれるスポンサーや運営会社がいない劇団では
ノルマが生じたり、劇団そのものをメジャーにさせるための、いわゆる広報活動が必要になってきます。
今ではそれはSNSが主な活動の場となりますよね。
フォロワーを何人つけろ、投稿ノルマ1日〇回、配信1日〇時間、etc.etc.…
なんだか、芝居のための活動なのか活動のための芝居なのか
もうわからなくなってきませんか?
そしてそれらはすべて「集客」のため。
法師山は、「集客」というプレッシャーから
演者を開放したい。
と、どうやら思ったっぽいんですね~w
公演の際にはノルマなし、チケットバック有が基本
どんなに無名の、というかこれが初舞台なんですけど✨なんて人でも
舞台でそれなりの役割を果たしてくれる方には、その条件で
先日のオーディションもそれで開催いたしましたよね^^*
ハイ、有言実行です!
「この作品に出てる自分をみてほしい!」
そう演者さんに思ってもらえれば、
自然に「頑張ってチケット売ろう」って気持ちになってもらえるんじゃないの?
って、
どうもそれが「狐狸通る」の活動の骨子になったようですね。
今気づいたんかいヲイw(はいそうですw)
だいぶ長かったけど、狐狸通るが「劇団」でない理由
ちょっとご理解いただけたでしょうか?
さぁまだ続くよ!
次は「そんな狐狸通るはこれからどこへ行くのか?」
デス。
待て次号!(たぶんわりとすぐw)
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