成仏祈願(五)真面目過ぎた内容に反省、ので閑話w
- 真珠 法師山
- 2024年12月1日
- 読了時間: 4分
言うべきことを先に言い終えて、一旦休止をいただきました成仏祈願。
再開します。

が、ここまで自分で読み終えてあまりにも
真面目過ぎたことに反省(?)
なのでちょっとした小話を挟みましょうか。
あのねぇ、今回自分でも吃驚する現象を体験したのですよ。
っていうのはね、
稽古終盤くらいでホウシヤマがつぶやいたアレ、覚えてたりするかな。
みんなが稽古でホントに涙をこらえてたりする。 今回、ホウシヤマもそれくらいやらないと負ける。
でも、実は一度も泣いたことがないんだよね~
っていうアレ。
まぁ今回は
泣こうとしたわけではないんですが、富佐という役を
限界まで自分に下ろそうと、本番二日目のマチネでやってみたんですね。
というのも、これまでは開場しても本番が始まっても
主宰としての気をずっと張り詰めていなきゃいけなかったんですが
今回初めて、そこまでしなくてもいい状況になったと。
みなさんがいろいろと察して動いて、それを任せてよい状況になってくれたからね。
バリ感謝。
これはもっと演技に入り込んでいいんじゃないかと。どっぷり浸かるという、
これまでやってこなかったやり方を本番直前にやったんですね。
それでも結局、涙を流すには至らなかったけれど、
たぶんあれが富佐としては、最高のパフォーマンスだったのかなと思います。
でまぁ、あ~やっぱ泣けはしなかったかぁ、まぁまだ2回あるし。
と思ってマチソワ間の休憩に入った途端ね
いっきなり
ものっそい吐き気と寒気がやってきましてね
とりあえず衣装全部脱いで、実を言うとブラもはずして(;^ω^)
舞台の隅っこでうずくまってたんです。あの岩の影でw
これはもしかして、あのタチの悪いウイルスにやられたのでは
いやこのいきなりの体調急降下は絶対そうに違いない
そう確信。でもとりあえず、明日までは何とか平常を装い
その後誰かが感染したとしたら「えぇ~・・・気づかなかったぁ💦」
とか言って
ごまかそう!!!
とガチで思っておりました^^;
しばらく経って、そろそろ着替えないとお時間が…ってな頃
登場したのがスーパーPA、中村亮。
ちょっと、今おかしくってね~と言いつつうずくまる法師山に
しょうがないなぁ、ちょっと注入しますね、と一言。
それから、「喝!!」
(これはまぁ盛りました。)
と、ゴリッゴリ背中を押し始めたのです!?
「いや~、普通に病気かと思うんだけど(;^ω^)」
というホウシヤマに
「あ~ちがいます。気が乱れてるんです。」
と。
はい? キ?
と訊き返す気力もないまま、されるがままの数分。
「切れちゃったんですね。いま注入したので、ちょっとマシになると思いますよ。」
…ゴメン、何の話(;^ω^)??? と思いつつ、そのゴリゴリが
めっちゃきもちええやん…と思っていたら、
なんかす~っとね。
抜けたんですわ。
「でも油断しないでくださいね。」
と捨て台詞を残し、音響卓に向かいなおす中村氏。
そしたらホントにね、嘘みたいに
動けるようになったんですね???
んで、ソワレの開場15分前に着替え、その後は配信の通り。
全く普段の調子を取り戻し、前説から始まっての配信回本番を終えたのです。
…なんだったのアレ!!!????
後から訊くと「いや~、言ってなかったですかね。オレ見えるんすよ。」
なんだかね、その人の色が見えるんですって(;'∀')
その時の法師山、とにかくぐっちゃぐちゃに乱れていたそうで、
そのせいであの超絶不調に見舞われていたそうです。
その乱れを、整えてくれたんですって…
ホウシヤマ、そういうの全く感じない人間だったんですけど
「レイキ」とか受けても何の変化も感じない輩だったんですけど
こういうこともあるのね~…なんて変に感心し、また謎の能力を秘めた
PA中村氏にさらなる畏敬の念を抱くに至ったわけなのですが
千秋楽前に、その原因が何となくわかりました。
調子が元に戻ったので、最後こそはもう一度、と富佐を下ろそうとしたら
またなりかけたので慌ててやめました^^;
ホントに役を下ろしてしまったら、法師山たぶん死んじゃうんだなwww
以上、ポンコツ役者とスーパーPAの幕間でした。
ハイ、閑話休題^^;
Comments