配信売るべよ!リレーBlog vol.6 女王様の独白
- 真珠 法師山
- 2024年11月26日
- 読了時間: 3分
お待たせしました。
ついに、あの方のご登壇です。
女王様、どうぞ!

女王様の関根美穂です。
狐狸通る第4回公演「不知山異聞~仰天吃驚祭~」無事に終演致しました。
始まると終わりがくる
のは本当に早いものです。
狐狸通るでは私は毎回、名が2つある役でして(笑)。
今回は、町で呼ばれた「おせん」という名を捨て、里では、ばば様に「ルリ」と命名されました。

このルリ/おせん。。
出演にあたり、主宰法師山真珠氏より「ねこちゃんの代表作になるように。。」との言葉がありましたので、脚本を頂いたときには、「え。。?」
少し固まりました(笑)
だって、その道の女王様でしょ(笑)
あらら鞭ならぬ縄使い。。
これは大変!
なんなら吸血鬼やるほうがイメージつかみやすいんでは?くらいに思いました。
実際かなり大変だったのは動きなどもさることながら、縄くずです。
毎回の稽古では、粉々、刺々。。縄を打つ度に出てくる塵で、痒み肌荒れ、咳き込むわで、当初は軍手にマスク必須でした。
情報量の多い役ですが、稽古が進むと、女王様はなにやら身近に思え、いたぶった挙げ句に恋に落ちる銀さん共々、かの「おにぎり攻め」は楽しみなシーンでした。

銀さんこと宮崎さんとは共演も三度目。優しいお人柄の真面目な役者さんで、長所を毎日ピックアップし、恋するポイントも難なくクリア。
なんなら毎日「銀さん銀さん」口ぐせになっていました(笑)
高いところの物がとれないと銀さん、天敵でても銀さん(笑)
銀さん本当にありがとうございました(笑)
でもね、多分、、
山を下りてからのルリは、銀さんではなく、ひたきと暮らしているんだろうな、と予想。
最後、手を振るひたきの顔を見つめていると、毎回沸き上がる想いが深まり、ほーんと感極まっておりました。
そのときのルリは客席に背を向けておりますのでね、その表情はお見せしていませんでした。
が、実際は涙は溢れそうだし、、コメディ?看板に偽りありだよ、とお客様から指摘されるのも納得な、情緒揺さぶってくる脚本の中で、自分の役割がみえてきたあたりから、ひたきへの想いや、生きるということを真面目に考えておりました。
最後の場面、別れの手を振る里の面々の外にも大勢の人が見えてしまった自分の感覚を苦笑したりもしましたが、この作品は不思議に後からじわじわジワる物語だなと思い返しております。

まだまだあるある不思議エピソードに興味ある方、メッセージなど下さいませ!
どこかで語る機会を作ろうかな、なんて。
そんなこんな、話しても、書いても長くなりがちな関根美穂、またどこか劇場でお目にかかりたく。
ご来場・配信各々ご観劇下さいました皆様、公演を支えて下さいましたスタッフの方々、共演者の皆様、主宰、種々ありがとうございました!
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
【法師山から一言】
どうかな!?代表作になったかなw!
ホウシヤマ的には、ねこちゃんにコレをやらせる演出家・脚本家はまず他にいないのではと思っておるのですがいかがでしょう。そしてまぁ、
女王様どハマり役との声の多いこと多いこと(爆)!!
しかしここまで来たからには、今後はどういうねこちゃんを皆様にお見せするべきか、大変難しくなってきたというトコロです。
来年も、一緒にできたらうれしいな。そのときには…
うふふふふふふ(不穏な笑い)💖
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