HGH成仏シリーズ⑤おつかれ、服部かよ子!
- 真珠 法師山
- 3 日前
- 読了時間: 4分
ちょいと、間が空いてしまいましたね。
HGH成仏シリーズ、まだまだ続きます…いや続かなければならぬのです。
だってまだ、4人目なんだもん^^;
さて、4人目にご紹介いたしますのは今回女子チームのキモとなった、この方。

マコちゃんこと服部かよ子です!
マコちゃんは、女子3人組(中3トリオ)のリーダーながらそこはかとなくポンコツ感を醸す、絶妙な存在感の役どころです。
あ、ちなみに元ネタは「森昌子」ちゃんでしてよ、モチロンw
とにかく、今回のキュンキュン担当としてご覧いただいたお客様からは
「渋いゴエモンに萌え崩れるマサコを見るたびにニヨニヨしちゃったw」
と大絶賛。
しっかりホウシヤマの思惑通りになってくれたというワケですわ。マコちゃんたらもう💛

そんなかよ子さんですが、実はこの方も舞台初経験。
え、あんなにやってたのに??と思うでしょう。そうなんです。
最初、実はそんなにマコちゃんの役柄が重要になってくるとは思っていなかったんです。書きながらね。
オーディションで初めて会った時の、きりっと見せかけておいて、実はほんわかふんわり、っていう雰囲気のまんまやってもらえれば成立する。
ように書いたはずだったんです。ところが(;´∀`)

稽古を重ねるにつれ、ご本人の天然さ加減が炸裂!!
そこでどんどこ演出プランも変更。するとどんどこ、かよ子さんご自身も乗ってきて、
ここにチョンとコメディエンヌが誕生するに至るわけです。
今回、コンビを組んでいただいたのが、同じ事務所で同じく初舞台の、シン・矢口。

さてこのお二人なんですが、
お二人とも、そろいもそろってめちゃくちゃ真面目。こないだ、矢口さんがセリフ覚え一番早かったと書きましたが、
どっこいかよ子さんも相当早かったんです。正直言うとどっちがどうだかもう覚えてません(スンマセン前回、盛りました(;´∀`)
そしてお二人ともそろいもそろって、鬼ほど不器用w
こりゃしょうがないんですが、身体感覚がね、もうだいぶ鈍ってきているなと。普通にこの歳まで生活してたら、まぁ当たり前のことではあります。歩幅とか、手足の長さ、体の向きなどの基本的な身体感覚。舞台では、それがとっても必要になります。あと半歩寄って、とかね。
で、お二人ともセリフの出し方なんかはとっても自然。ベテランの俳優さんみたい。
ただ、通り一遍なんです。これ、おそらく映像の現場なんかでちょこっとセリフを言うのには適しているというやつ。
なんだろうな、「それっぽく言う」のに長けているんですよね。長けすぎてて、その先に行けない?
90分以上の芝居で中核を担う役どころとなると、さすがにそれでは持たん
というか、それで突き進むとただただ薄っぺらい人になっちゃう^^;
そこに深みを出してもらうため、このお二人にはとりわけしつこく演出を付けました…ホント、これ舞台初心者の人に言うことじゃなくない?ってレベルで。
そんな役を作ってしまったホウシヤマのせいだと、素直に反省しております。
してはいるのですが!
とにかくワタシが想像もしてなかったぐらい面白くなったんですよコレが!

断言しましょう。今作の中で一番化けたのは
この服部かよ子です。
どう化けたのか、ぜひ録画編集版でご確認いただきたい。
長くなったなぁ。最後に、かよ子さんがお客様にいただいた感想をご紹介しましょう。
法師山さんは演者の持ち味をしっかり引き出す魅力的な演出をしてくださるので、初舞台が法師山さんの脚本演出で良かったですね。
演出家として、脚本家として、こんなにうれしいお言葉はありません。
ホウシヤマ、泣くほどうれしかったです。
狐狸通るの新・看板コメディエンヌ、
ここに爆誕です。
(に、なってくれたらいいなぁ…また出てほしいなぁ…^^*)


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